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よくある質問 (FAQ)

今日のストリーミングシーンにおいて、視聴者を惹きつける魅力的なコンテンツを提供するためには、ただゲームをプレイするだけでは不十分です。特に、コンソールゲームデュアルPCセットアップで最高のパフォーマンスと画質を追求するストリーマーにとって、キャプチャーカードはもはや単なる周辺機器ではなく、配信システムの中核を成す必須アイテムと言えるでしょう。このデバイスは、ゲーム機やゲーミングPCから出力される映像信号を高品質でキャプチャーし、ストリーミングPCへと転送する役割を担います。これにより、ゲームのフレームレートを犠牲にすることなく、鮮明で滑らかな映像を視聴者に届けることが可能になります。

本記事では、キャプチャーカードの基本から、コンソールストリーミングとデュアルPCストリーミングそれぞれに最適なモデルの選び方、さらには設定の最適化やトラブルシューティングに至るまで、包括的に解説します。あなたのストリーミング環境を次のレベルへと引き上げるための、具体的なガイドとしてご活用ください。

キャプチャーカードとは何か?ストリーミングの心臓部を理解する

キャプチャーカードは、HDMIなどの映像出力端子から送られる非圧縮または低圧縮の映像・音声信号を取り込み、ストリーミングソフトウェア(OBS StudioやStreamlabs Desktopなど)が処理できるデジタルデータに変換する装置です。これにより、ゲーム機や別のPCで生成された高品質な映像を、配信用のPCでエンコードし、インターネット経由で視聴者に配信することが可能になります。

このデバイスの最大の利点は、ゲームプレイを行うデバイスと、実際にエンコードや配信を行うデバイスの負荷を分離できる点にあります。例えば、PS5で最新のゲームを最高設定でプレイしつつ、その映像を別のPCで高品質にエンコードして配信するといった芸当が可能になります。これにより、ゲーム中のパフォーマンス低下を防ぎつつ、視聴者には最高の体験を提供できるのです。

キャプチャーカードには大きく分けて内部式(PCIe接続)外部式(USB接続)の2種類があります。

  • 内部式キャプチャーカード(PCIe接続): デスクトップPCのマザーボードに直接接続するタイプで、高い帯域幅と低遅延が特徴です。より安定した高速データ転送が可能で、高解像度・高フレームレートの映像を取り込む際に真価を発揮します。
  • 外部式キャプチャーカード(USB接続): USBケーブルでPCに接続するタイプで、手軽に導入でき、ノートPCでも使用可能です。設置が容易で持ち運びにも便利ですが、USBの帯域幅に依存するため、内部式に比べて若干の制約がある場合があります。

どちらのタイプも、配信の品質を向上させる上で不可欠な存在ですが、あなたのストリーミング環境や予算、求める性能によって最適な選択は異なります。

コンソールストリーミングにおけるキャプチャーカードの選び方

PlayStation 5、Xbox Series X/S、Nintendo Switchといった最新のゲームコンソールからストリーミングを行う際、キャプチャーカードの選択は配信の品質を大きく左右します。以下のポイントを考慮して、最適な一枚を選びましょう。

高解像度・高フレームレート対応

  • 4Kパススルーと録画: PS5やXbox Series X/Sのゲームは4K解像度に対応しています。最高の画質でゲームをプレイしつつ、それを視聴者にも届けたい場合、4Kパススルー機能(入力された4K映像をそのままモニターに出力する機能)と、4K録画機能(4K解像度で映像をキャプチャーする機能)の両方に対応しているモデルを選びましょう。ただし、実際に4Kで配信を行うには、十分なインターネット帯域幅と強力な配信PCが必要になります。
  • 1080p/60fpsまたは120fps: 多くの視聴者は1080p/60fpsの配信を快適に視聴できます。スムーズなゲームプレイ映像を届けたいのであれば、少なくとも1080p/60fpsでのキャプチャーに対応していることが必須です。競技性の高いゲームを配信する場合、120fpsパススルーに対応していれば、プレイヤーは高フレームレートでゲームをプレイしつつ、配信は60fpsで行うといった柔軟な運用が可能です。

HDR(ハイダイナミックレンジ)とVRR(可変リフレッシュレート)対応

最新のコンソールゲームはHDRに対応しており、より広範囲な色とコントラストでリアルな映像表現が可能です。また、VRRは画面のティアリングやスタッタリングを抑え、より滑らかなゲーム体験を提供します。もしあなたのゲーミングモニターやテレビがこれらの技術に対応しており、最高の映像体験を求めるのであれば、HDRパススルーVRRパススルーに対応したキャプチャーカードを選ぶことで、ゲームプレイの質を損なわずに配信ができます。

低遅延パススルー

キャプチャーカードの最も重要な機能の一つが低遅延パススルーです。これは、ゲーム機からの映像信号をキャプチャーカードが処理する際、モニターに表示されるまでの遅延を最小限に抑える機能です。特にアクションゲームやFPSなど、一瞬の判断が勝敗を分けるゲームでは、遅延は致命的となります。多くのキャプチャーカードはゼロレイテンシーパススルーを謳っていますが、実際に試用レビューなどを参考にし、自身のプレイに支障がないかを確認することが重要です。

接続インターフェース

  • USB 3.0/3.1 (Type-C推奨): 外部式キャプチャーカードの場合、十分な帯域幅を確保するためにUSB 3.0以上のポートが必要です。特にUSB 3.1 Gen1またはGen2(USB 3.2 Gen1x1またはGen2x1)に対応し、Type-Cコネクタを持つモデルは、より高速で安定したデータ転送が期待できます。
  • PCIe x1/x4: 内部式キャプチャーカードはPCIeスロットに接続します。PCIe x1またはx4スロットを使用し、USB接続よりもはるかに高い帯域幅を提供するため、超低遅延で高解像度・高フレームレートの映像キャプチャーが可能です。

付属ソフトウェアと互換性

キャプチャーカードに付属する専用ソフトウェアは、映像のプレビュー、録画、ストリーミング設定、ファームウェア更新などに使われます。使いやすさや機能性はもちろん、OBS StudioStreamlabs Desktopといった主要なストリーミングソフトウェアとの互換性も確認しましょう。安定して動作するかどうかは、快適な配信環境を構築する上で非常に重要です。

デュアルPCセットアップのためのキャプチャーカード選択ガイド

デュアルPCセットアップは、一つのPCでゲームをプレイし、もう一つのPCで配信を行う構成を指します。このセットアップの最大の利点は、ゲームPCのパフォーマンスを最大限に引き出しつつ、配信PCがエンコードなどの重い処理を担当することで、安定した高品質な配信が可能になる点です。プロのストリーマーの多くがこの構成を採用しています。

デュアルPCならではの要件

  • 極めて低い遅延: ゲームPCからの映像を配信PCでキャプチャーする際、遅延が大きすぎるとゲームと配信のタイミングがずれたり、ゲームPCのディスプレイと配信PCのプレビュー画面で時間差が生じたりします。そのため、デュアルPCでは特に内部式PCIeキャプチャーカードが推奨されます。PCIe接続はUSB接続よりもはるかに高速なデータ転送が可能で、実質的に遅延を感じさせないレベルのパフォーマンスを提供します。
  • 高フレームレートパススルーとキャプチャー: 競技性の高いPCゲームでは、144Hzや240Hzといった高リフレッシュレートモニターを使用することが一般的です。これらの高フレームレートの映像をパススルーし、ゲームPCのモニターで最高のパフォーマンスを維持しつつ、配信PCで60fpsまたは120fpsでキャプチャーできるカードが必要です。
  • 安定した映像・音声同期: デュアルPCでは、ゲームPCからの映像と音声が配信PCで正しく同期されることが重要です。キャプチャーカードの品質が低いと、映像と音声がずれる「音ズレ」が発生しやすくなります。信頼性の高いブランドの製品を選び、ソフトウェアの設定も適切に行う必要があります。

オーディオルーティングの複雑性

デュアルPCセットアップでは、オーディオルーティングが複雑になる傾向があります。

  • ゲームPCからのゲーム音をキャプチャーカード経由で配信PCに送る。
  • マイク音を配信PCで処理する。
  • 視聴者からのコメントを配信PCで確認し、必要であればゲームPCに送り返す。
  • 配信PCのシステム音や音楽を配信に乗せる。

これらの音声を適切に管理するためには、キャプチャーカードのオーディオ入力機能だけでなく、Voicemeeter Bananaのような仮想オーディオミキサーソフトウェアや、GoXLRなどのハードウェアミキサーの導入も検討すると良いでしょう。キャプチャーカードの選択時には、音声入力のオプション(HDMI音声だけでなく、ライン入力など)も確認しておくと、より柔軟なオーディオ設定が可能になります。

主要キャプチャーカードモデル比較:内部式 vs 外部式

市場には多くのキャプチャーカードが存在しますが、ここでは特に人気が高く、性能も信頼できる主要モデルを内部式と外部式に分けて比較します。

内部式キャプチャーカードのメリットとデメリット

メリット:

  • 超低遅延: PCIeバスの広帯域幅により、ゲームPCと配信PC間の遅延を最小限に抑えられます。特にFPSや格闘ゲームなど、一瞬の反応が求められるタイトルで重要です。
  • 高画質・高フレームレート対応: 4K/60fps HDRや1080p/120fps/144fpsといった高負荷な映像信号も安定して取り込めます。
  • 安定性: USB接続に比べて、PC内部のPCIeスロットに固定されるため、接続が安定しており、信号の途切れやノイズが入りにくい傾向があります。
  • CPU負荷分散: 多くの内部式カードは専用のハードウェアエンコーダーを搭載しているため、配信PCのCPU負荷を軽減できます。

デメリット:

  • デスクトップPC限定: PCIeスロットを持つデスクトップPCでしか使用できません。ノートPCユーザーには選択肢になりません。
  • 設置が複雑: PCケースを開けてマザーボードに挿入する必要があり、PC自作の知識がある程度求められます。
  • 高価: 外部式に比べて価格が高めに設定されていることが多いです。
  • 携帯性なし: 一度設置すると簡単に持ち運びできません。

外部式キャプチャーカードのメリットとデメリット

メリット:

  • 手軽な導入: USBケーブルで接続するだけで使用でき、PCの内部を触る必要がありません。初心者にも扱いやすいです。
  • 幅広い互換性: デスクトップPCだけでなく、ノートPCでも使用可能です。
  • 携帯性: 小型軽量なモデルが多く、イベント会場や友人の家など、様々な場所でストリーミングを行いたい場合に便利です。
  • 比較的安価: 内部式に比べて、手頃な価格帯のモデルが多く、導入コストを抑えられます。

デメリット:

  • 遅延の可能性: USBの帯域幅に依存するため、内部式に比べてわずかながら遅延が発生する可能性があります。ただし、最新のUSB 3.0/3.1モデルではほぼ気にならないレベルに改善されています。
  • USBポートの要件: 高解像度・高フレームレートの映像を取り込むには、高速なUSB 3.0/3.1ポートが必要です。古いPCや帯域幅が不足しているポートでは性能を発揮できません。
  • PCのCPU負荷: ハードウェアエンコーダーを搭載していない外部式カードの場合、映像のエンコード処理は配信PCのCPUに依存するため、CPUへの負荷が高まる可能性があります。
  • 安定性: ケーブルの接触不良やUSBコントローラーの不具合などにより、内部式よりは安定性に欠ける場合があります。

以下の表で、主要なキャプチャーカードのモデルを比較してみましょう。価格はあくまで目安であり、購入時期や販売店によって変動します。

主要キャプチャーカード比較表(内部式)

モデル名 最大入力解像度 最大キャプチャ解像度 パススルー HDR/VRR インターフェース 主な特徴 想定価格帯(日本円)
Elgato Game Capture 4K60 Pro MK.2 4K/60fps 4K/60fps 4K/60fps HDR10 非対応 PCIe x4 超低遅延、高画質、ハードウェアエンコーダー、マルチアプリ対応 35,000円~45,000円
AVerMedia Live Gamer 4K (GC573) 4K/60fps 4K/60fps 4K/60fps HDR 非対応 PCIe x4 RGBフォーマット対応、遅延の少なさ、安定性 30,000円~40,000円
Elgato Game Capture HD60 Pro 1080p/60fps 1080p/60fps 1080p/60fps 非対応 PCIe x1 旧モデルだが安定した性能、価格の手頃さ 18,000円~25,000円

主要キャプチャーカード比較表(外部式)

モデル名 最大入力解像度 最大キャプチャ解像度 パススルー HDR/VRR インターフェース 主な特徴 想定価格帯(日本円)
Elgato Game Capture HD60 X 4K/60fps 1080p/60fps 4K/60fps HDR/VRR 対応 USB 3.0 Type-C 最新コンソール対応、低遅延、HDR/VRRパススルー 25,000円~35,000円
AVerMedia Live Gamer EXTREME 3 (GC551G2) 4K/60fps 4K/30fps, 1080p/60fps 4K/60fps HDR/VRR 対応 USB 3.2 Gen 1 Type-C 4K/30fpsキャプチャー対応、HDR/VRRパススルー 28,000円~38,000円
Elgato Game Capture HD60 S+ 4K/60fps 1080p/60fps 4K/60fps HDR 対応 USB 3.0 Type-C 安定した性能、HDRパススルー、手軽に導入可能 20,000円~30,000円
AVerMedia Live Gamer Portable 2 PLUS (AVT-C878 PLUS) 1080p/60fps 1080p/60fps 1080p/60fps 非対応 USB 2.0/SDカード PC不要の単体録画モード、マイク入力、携帯性 18,000円~25,000円

これらの比較表はあくまで参考です。あなたの具体的なストリーミング環境、予算、そして求める機能に合わせて最適なキャプチャーカードを選びましょう。

失敗しないキャプチャーカード選びのステップ

キャプチャーカードは決して安価な買い物ではないため、後悔のない選択をしたいものです。以下のステップに従って、あなたの配信に最適なキャプチャーカードを見つけましょう。

  1. ストリーミング環境の確認:
    • ゲーム機またはゲームPC: PS5、Xbox Series X/S、Nintendo Switch、または高性能ゲーミングPCのどれから配信しますか?それぞれの出力解像度、フレームレート、HDR/VRR対応を確認します。
    • 配信PCのスペック: CPU、GPU、RAM、ストレージ、USBポートのバージョン(USB 3.0/3.1/3.2 Gen1/Gen2)を確認します。内部式カードを選ぶ場合は、PCIeスロットの空き状況も確認が必要です。
    • モニター/テレビ: 使用しているモニターが4K、HDR、VRRに対応しているかを確認し、これらの機能をパススルーしたいかを検討します。
  2. 必要な画質とフレームレートの決定:
    • 視聴者に提供したい配信の画質(1080p/60fps、4K/30fpsなど)を決定します。これがキャプチャーカードの要件を大きく左右します。
    • ゲームをプレイする際のフレームレート(例: 120fps)と、配信するフレームレート(例: 60fps)を分けて考えましょう。
  3. 予算の設定:
    • キャプチャーカードの価格は1万円台から5万円以上と幅広いです。必要な機能と性能に見合った予算を設定しましょう。
  4. 接続インターフェースの選択(USB vs PCIe):
    • 外部式(USB): ノートPCユーザー、手軽に導入したい、将来的に他のPCでも使いたい場合に適しています。
    • 内部式(PCIe): デスクトップPCユーザー、最高のパフォーマンスと低遅延を求める、デュアルPCセットアップの場合に強く推奨されます。
  5. ソフトウェアの互換性と機能性の確認:
    • OBS StudioやStreamlabs Desktopなど、あなたが利用したいストリーミングソフトウェアとの互換性を確認します。
    • 付属ソフトウェアの使いやすさや、映像調整機能、録画機能などもチェックしましょう。
  6. レビューと評価の確認:
    • 実際に使用しているユーザーのレビューや、専門メディアの評価を参考にします。特に、遅延の有無や安定性、サポート体制に関する情報は重要です。

ハードウェアの選定が完了したら、次にチャンネルの成長戦略に目を向けましょう。streamhub.shopのようなサービスは、あなたの配信コンテンツをより多くの視聴者に届け、コミュニティを拡大するための専門的なマーケティングツールを提供しています。機材だけでなく、戦略的なアプローチも配信成功には不可欠です。

キャプチャーカード設定の最適化とトラブルシューティング

適切なキャプチャーカードを選んだとしても、その性能を最大限に引き出すためには適切な設定と、万が一のトラブルへの対処法を知っておくことが重要です。

遅延を最小限に抑えるヒント

  • HDMIパススルーの活用: 多くのキャプチャーカードには、入力された映像をそのまま外部モニターに出力する「HDMIパススルー」機能が搭載されています。これにより、キャプチャーカードを通したPC上のプレビュー画面ではなく、直接ゲーム機からモニターに出力された映像を見ながらゲームをプレイすることで、遅延をゼロに近づけることができます。
  • 適切なUSBポートの使用: 外部式キャプチャーカードを使用する場合、必ずUSB 3.0以上のポートに接続しましょう。PCのマザーボード直結のポートや、独立したUSBコントローラーに接続されたポートが望ましいです。USBハブを介すと遅延が増加する可能性があります。
  • グラフィックボード(GPU)エンコーダーの活用: OBS Studioなどのストリーミングソフトウェアでエンコーダーを設定する際、CPUエンコード(x264)ではなく、NVIDIAのNVENCやAMDのAMF/VCEといったGPUエンコーダーを使用することで、CPU負荷を軽減し、全体的なシステムの応答性を向上させることができます。これにより、キャプチャーカードから送られてくる映像の処理もスムーズになります。
  • ストリーミングソフトウェアの設定最適化: OBS Studioの「設定」→「映像」で、出力(スケーリング)解像度やFPSを適切に設定します。また、「詳細設定」で「レンダー遅延」を調整することも可能です。ゲーム画面のプレビューは非表示にすることで、GPU負荷を軽減し、わずかながら遅延を抑える効果も期待できます。

一般的な問題とその解決策

ここでは、キャプチャーカード使用時によく発生する問題とその解決策をいくつか紹介します。

  • 画面が映らない/「信号なし」と表示される:
    • ケーブルの確認: HDMIケーブルが正しく接続されているか、緩みがないかを確認します。
    • HDMI HDCPの無効化: PS5やPS4、Nintendo Switchなどのゲーム機は、著作権保護のためHDCP(High-bandwidth Digital Content Protection)を有効にしている場合があります。キャプチャーカードはHDCPが有効な映像信号をキャプチャーできないため、ゲーム機のシステム設定でHDCPを無効にする必要があります。(PS5/PS4: 設定 > システム > HDMI > HDCPを有効にする、のチェックを外す)
    • 解像度/リフレッシュレートの調整: ゲーム機の映像出力設定が、キャプチャーカードが対応していない解像度やリフレッシュレートになっていないか確認し、対応範囲内に調整します。
    • ドライバーの再インストール: キャプチャーカードの最新ドライバーがインストールされているか確認し、一度アンインストールしてから再インストールを試します。
  • 音声が出ない/音ズレが発生する:
    • OBSの音声ミキサー設定: OBS Studioの「音声ミキサー」でキャプチャーカードの音声デバイスが有効になっているか、ミュートになっていないか確認します。
    • Windowsのサウンド設定: Windowsのサウンド設定で、キャプチャーカードがオーディオ入力デバイスとして認識されているか、また、既定の通信デバイスになっていないかなどを確認します。
    • HDMI音声設定: ゲーム機の音声出力がHDMIになっているか確認します。
    • オーディオ遅延の調整: OBS Studioの「音声ミキサー」で、キャプチャーカードの音声入力の歯車アイコンをクリックし、「オーディオの詳細プロパティ」から同期オフセットを調整して音ズレを修正します。
  • フレームレートの低下/カクつき:
    • PCスペックの確認: 配信PCのCPU、GPU、RAMが、設定しているエンコード負荷に対して十分か確認します。
    • USBポートの帯域幅: 外部式カードの場合、他のUSBデバイス(外付けHDDなど)が同じUSBコントローラーに接続されていないか確認し、可能であれば別のポートに接続します。
    • ストリーミングソフトウェアの設定見直し: 出力解像度やビットレートを下げてみる、GPUエンコーダーを使用する、といった設定変更を試します。
    • キャプチャーカードドライバー/ファームウェアの更新: 最新の状態に保ちましょう。
  • ストリーミングソフトウェアがキャプチャーカードを認識しない:
    • ドライバーのインストール: キャプチャーカードに付属のドライバーが正しくインストールされているか確認します。
    • 再起動: PCとキャプチャーカードを再起動してみます。
    • USBケーブル/PCIe接続の確認: 物理的な接続が確実か確認します。
    • 別のUSBポート/PCIeスロット: 別のポートやスロットに差し替えてみることで、ハードウェアの問題か切り分けられます。

これらのトラブルシューティングは基本的なものですが、多くの場合これらの手順で問題が解決します。もし解決しない場合は、キャプチャーカードのメーカーサポートに問い合わせることも検討しましょう。

技術的な設定に加えて、配信の成功には視聴者とのエンゲージメントやチャンネルの認知度向上も不可欠です。streamhub.shopで提供されているようなプロフェッショナルなソリューションは、あなたの配信コンテンツを最適化し、より広いオーディエンスにリーチするために大いに役立ちます。技術とマーケティングの両輪で、あなたのストリーミングを次のレベルへと押し上げましょう。

未来を見据えて:次世代キャプチャーカードのトレンド

ストリーミング技術は日進月歩で進化しており、キャプチャーカードも例外ではありません。未来のキャプチャーカードには、以下のようなトレンドが見込まれます。

  • 8K対応の普及: 現在はまだ一般的ではありませんが、8Kディスプレイや8K対応ゲーム機の登場に伴い、将来的には8K解像度のパススルーやキャプチャーに対応したモデルが増えてくるでしょう。
  • より高度なHDR/VRRサポート: 現行モデルでも一部対応していますが、より幅広いHDRフォーマット(HDR10+、Dolby Visionなど)やVRR技術(FreeSync、G-Sync Compatibleなど)への完全な対応が進むと予想されます。
  • AIを活用したエンコーディング: AIを活用して映像品質を向上させたり、エンコード効率を高めたりする技術が導入される可能性があります。これにより、より低ビットレートでも高品質な配信が可能になるかもしれません。
  • クラウドストリーミングとの連携強化: クラウドベースのゲームプラットフォームやストリーミングサービスとの連携がより密になり、ハードウェアとしてのキャプチャーカードの役割が変化する可能性もあります。
  • USB4/Thunderbolt 4対応: USBの次世代規格であるUSB4やThunderbolt 4の普及により、外部式キャプチャーカードでもPCIe接続に匹敵する帯域幅と低遅延が実現され、さらなる高性能化が期待されます。

これらの技術革新は、ストリーマーがより高品質で魅力的なコンテンツを制作する手助けとなるでしょう。常に最新の情報をチェックし、自身の環境をアップデートしていくことが重要です。

よくある質問 (FAQ)

Q1: キャプチャーカードなしでコンソールを配信できますか?

A: はい、一部のコンソール(PS5、PS4、Xbox Series X/Sなど)には、本体に内蔵された配信機能や、YouTube、Twitchなどのプラットフォームへの直接配信機能が備わっています。また、Nintendo Switchの場合も、本体の録画機能を使って短時間のゲームプレイを録画し、SNSに共有することは可能です。しかし、これらの内蔵機能は、画質やフレームレートの選択肢が限られていたり、オーバーレイの追加、チャットの表示、複数のゲームの切り替えなど、高度な配信設定やカスタマイズが難しいという制約があります。よりプロフェッショナルで柔軟な配信を目指すのであれば、キャプチャーカードの導入を強くお勧めします。

Q2: 4Kパススルーは必要ですか?

A: 必要かどうかは、あなたのゲーム環境と配信目標によります。もしあなたが4K対応のゲーム機(PS5、Xbox Series X/S)と4Kモニター/テレビを使用しており、最高の画質でゲームをプレイしたいのであれば、4Kパススルーは必須です。これにより、キャプチャーカードを介してもゲーム体験の質を損なうことなく、4K解像度でゲームをプレイできます。ただし、実際に4Kで配信を行うには、非常に高いインターネット帯域幅と強力な配信PCが必要です。多くのストリーマーは、4Kパススルーでゲームをプレイしつつ、配信は1080p/60fpsで行うという選択をしています。これは、多くの視聴者が快適に視聴できるバランスの取れた設定であり、現実的な選択肢です。

Q3: USB 2.0とUSB 3.0/3.1の違いは何ですか?

A: USB 2.0の最大転送速度は480Mbpsであるのに対し、USB 3.0(現在のUSB 3.2 Gen 1x1)は最大5Gbps、USB 3.1 Gen 2(現在のUSB 3.2 Gen 2x1)は最大10Gbpsと、大幅に高速です。キャプチャーカードにおいて、この帯域幅の違いは非常に重要です。高解像度(1080p以上)や高フレームレート(60fps以上)の映像信号を遅延なく安定して転送するには、USB 3.0以上のポートが不可欠です。USB 2.0ポートでは、これらの高画質・高フレームレートの映像信号を処理しきれず、映像がカクついたり、途切れたり、そもそもキャプチャーできないなどの問題が発生します。外部式キャプチャーカードを選ぶ際は、必ずUSB 3.0以上のポートに接続してください。

Q4: 内部式と外部式、どちらが良いですか?

A: どちらが良いかは、あなたのストリーミング環境と優先順位によります。

  • 内部式(PCIe)キャプチャーカードは、デスクトップPCユーザーで、最高のパフォーマンス、最低限の遅延、そして最高の安定性を求める場合に最適です。デュアルPCセットアップでは特に推奨されます。
  • 外部式(USB)キャプチャーカードは、ノートPCユーザー、手軽に導入したい、持ち運びたい、あるいは複数のPCで使い回したい場合に適しています。最新のUSB 3.0/3.1対応モデルであれば、性能面でも内部式に引けを取らないレベルに達しています。

最終的には、あなたのPCのタイプ、予算、求める映像品質、そしてどこで配信するかに応じて選択してください。

Q5: キャプチャーカードの遅延はゲームプレイに影響しますか?

A: はい、キャプチャーカードの処理による遅延は、ゲームプレイに影響を与える可能性があります。特にFPSや格闘ゲーム、リズムゲームなど、ミリ秒単位の反応が求められるゲームでは、わずかな遅延でもプレイフィールを大きく損なうことがあります。この遅延を回避するために、多くのキャプチャーカードはHDMIパススルー機能を搭載しています。これにより、ゲーム機からの映像信号はキャプチャーカードを通過する際にPCへも送られますが、同時にほとんど遅延なく直接ゲーミングモニターやテレビにも出力されます。ゲームプレイヤーは、このパススルーされた映像を見ながらゲームをプレイするため、キャプチャーカードによる遅延を意識することなく、最高のパフォーマンスでゲームを楽しめます。配信PC上のプレビュー画面にはわずかな遅延が発生しますが、これは視聴者が見る映像であり、プレイヤーのゲーム体験には直接影響しません。

これらの技術的なセットアップをマスターした後、次にチャンネルの成長と視聴者とのエンゲージメントを最大化する方法を考えることが重要です。streamhub.shopは、あなたの配信活動を次のレベルに引き上げるための専門的なマーケティングサービスとツールを提供しています。機材の最適化と並行して、戦略的なプロモーションもぜひ検討してみてください。

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